よくあるご質問|株式会社真友

よくあるご質問

六曜その2

さて、葬儀に関係がありそうな「仏滅」と「友引」についてです。

 

仏滅(ぶつめつ) 「仏が滅するような」大凶日とされています。「滅びることは新たなスタートに結びつく」という前向きな解釈も存在します。一見、葬儀には不適当なイメージですが、先述の中国の占い由来ということからも仏教には何の関わりもなく、仏滅だからといって葬儀や法事を避けるという考え方はありません。

 

友引(ともびき) もともとは勝負事が引き分けになる日とされてきましたが、意味が転じ「友を引き寄せる」として幸せのおすそ分けに適した日と考えられるようになり、友引に合わせて結婚式の引出物を贈る人もいるようです。ただし葬儀では、この「友を引き寄せる」という意味が、親しい人を冥界に引き寄せるという事を連想させるため、古くから友引でのお葬式は避けられてきました。尼崎市では友引は火葬場自体が休場日になっており、お葬式を執り行うことはできません。

六曜その1

六曜(ろくよう)とは、日の吉凶を判断する考え方のひとつで、中国発祥の時刻占いに由来します。

 

先勝(せんしょう/さきがち) 「先んずればすなわち勝つ」という意味を持ち、訴訟事に勝ちやすい日と言われ、午前中は吉、午後は凶とされています。

 

先負(せんぷ/さきまけ) 「先んずればすなわち負ける」という日で、何をするにも午後に行ったほうが成功しやすいと言われています。

 

大安(たいあん/だいあん) 「大いに安し」の意味を持ち、六曜の中で最も縁起の良い日とされています。

 

赤口(しゃっこう/せきぐち) 「すべてが消滅する日」と言われており、赤い口の鬼が災いをもたらす日とされています。

享年と行年

仏式における没年齢の表記に、「享年」と「行年」があります。享年とは、天から賜った命という意味で数え年を指します。行年は、この世に生を受けてから行を積んだ年数ということで満年齢を表します。

ただし、その使われ方も地域や宗教者によってまちまちで、享年を満年齢、行年を数えとする考え方もあります。また、享年にはもともと年齢を指す意味が含まれているため、本来は享年〇〇 と歳を付けずに表記しますが、最近は享年〇〇歳 とする事も増えてきました。本来の意味やその使われ方も、時代の移り変わりによって少しずつ変化していくものですね。

お香典について

近年はお香典を辞退される傾向にありますが、本来お香典は受け取っておかれるのがマナーです。「あとのお返しが面倒だから・・」という声をよく聞きます。ご葬儀の際に確りと記帳をしてもらっておけば、お香典返しはさほど面倒な作業ではありません。

故人が生前に紡いでこられたご縁を忘れず、ご親戚様との今後とも変わらぬお付き合いをお願いする意味も込めて、ご有志は謹んでお受けになられる事をおすすめします。

副葬品

お葬儀の日までお待ちいただく間、お棺の中に納める副葬品を見繕っておきましょう。火葬のため、不燃物(金属・プラスチック・爆発物)は納めることができません。

故人の愛用していた品々から、気に入ってよく着られていた衣類や好きな食べ物、思い出のスナップ写真、故人に宛てたお手紙などもおすすめです。

ご安置

病院で死亡が確認されると、看護師が死後の処置(エンゼルケア)をしてくれます。所要時間は約1時間ほどになりますが、処置終了後すみやかに搬送の必要に迫られます。

医師の死亡確認時、あらかじめ➿0120-44-1159にお電話をいただき寝台車の手配を済ませておくとスムーズです。従来はご自宅に安置される方が多かったのですが、最近では住宅事情やご近隣の手前、ご自宅ではなく弊社霊安室に直接搬送を希望される方がほとんどです。ご遺族の方々には看病で疲れた身体を休めていただき、ご遺体はスタッフが保冷処置とお燈明で責任をもって葬儀の日までお預かり致します。

役所手続きについて

大切なご家族が亡くなられた際、医師などから手渡される死亡診断書は原則として7日以内に尼崎市役所への提出義務があります。

心労とお取込みの中、遺族が役所手続きを行うのは大変な作業です。私共ではご遺族から死亡診断書をお預かりし、市役所への届け出から火葬許可証の発行、尼崎市立弥生が丘火葬場申し込みまでの手続き一式を、すべて代行させていただきます。

家族葬について

昨今、コミュニティの希薄化や少子化に伴う核家族化などにより、従来のように大規模なご葬儀を行うことはほとんどなくなりました。それに代わって家族や近親者のみで故人を送る『家族葬』が現在では主流となっています。弊社では、数年前より『家族葬』に重点をおき、一軒貸し切りの家族葬専用ホールと専用駐車場を完備しております。

参列者に気遣いすることなく、故人との最期のひとときを家族だけでゆっくりとお過ごし下さい。

香典

●仏式の場合●

葬儀時から満中陰までは上段中央に「御霊前」とそれ以降は「御仏前」と書きます。
ただし、亡くなると同時に仏になる浄土真宗の場合は満中陰前、葬儀から「御仏前」と書きます。
又、上記他には「御香典」や「御香料」等があります。

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●神式の場合●

銀の水引(無ければ黒白でも構いません)を使います。表書きは「御玉串料」と書きます。「御神前」または「御榊料」と書くこともあります。
蓮の柄がついた香典袋を時々見かけますが、神式には使えません。

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●キリスト教の場合●

水引は無くても構いません。表書きは「献花料」や「御花料」と書きます。

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■住所・氏名・金額について
中袋には喪家が香典の整理をする際に重要な資料になりますので、住所・氏名・金額をはっきり書きましょう。

グループで包む場合は半紙などにメンバー全員の名前を書き中へ入れます。

表書きは「○○会有志」とか「○○会社営業部一同」のようにグループ名称のみ書きます。

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■香典を郵送する場合
通夜・告別式とも出席出来ないときには現金書留で香典を郵送します。

この場合まず、現金を香典袋に入れてから現金書留の封筒に入れます。

その際には出席出来ない理由と、故人を偲ぶ手紙を添えると心がこもるでしょう。

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■香典の備え方
香典を霊前に直接供えるときは、自分の方から読めるよう(霊前に対して逆向き)に供えます。

受付で渡す場合は、相手から読めるように渡します。

服装

●お通夜の服装●

通夜の服装は、男性は黒の略礼服が多くなりました。

また黒っぽいスーツを着ている人も見かけます。これは通夜は急いで駆けつけるという意味もあって失礼にはなりません。

女性は黒っぽいワンピースかツーピース。和装なら紋つき羽織を着けています。

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●葬儀・告別式の服装●

遺族や近親者、世話役代表は、正式の喪服を着用。その他の一般弔問客は略式の喪服でよいでしょう。

略式の揚合、男性はダークスーツに黒ネクタイ、黒の靴下。女性の場合、黒のワンピースかツーピース、和装なら黒の一つ紋の着物、帯やハンドバックなども黒の物を用います。
アクセサリーはつけませんが、真珠ならかまいません。

喪章は、世話役などで喪家側の人間としてお手伝いする場合にはつけますが、一般の会葬者は着けません。

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●学生、子どもの服装●

学生は、男女ともに制服が喪服となります。なければ黒または地味な服装(グレーなど)に、腕章を右腕に巻くか胸に喪章かリボンをつけます。

靴は黒、靴下も黒か白いものを使用します。また真夏には、男子なら白のシャツに黒ズボンと黒靴、女子なら白のブラウスに黒のスカート、黒靴がよいでしょう。